カラートタンを外壁に施工しました:市川市曽谷
築年数が経過してくると、漏水してしまうケースが本当に多いんです。今回UPする現場も例外ではなく、クラック(ヒビ)が原因と思われる漏水が発生していました。
そこで、モルタルの撤去&再施工よりも比較的安価に施工できるカラートタンを部分的に施工する工事をご提案させて頂きました。
築40年を越えたこちらのお宅。10年ほど前に一度外壁の塗装を他社さんで行ったようですが、特に2階部分にクラックが複数発生。
施工前
施工前の全体写真に写っている2Fの出窓のサッシ周りを室内から撮影した写真です。
出窓の木枠に雨染みが確認できます。この出窓の真下にある1Fの窓にも漏水が起きています。
そこで、高所カメラにて出窓の周辺を撮影してみました。
こちらは出窓の上。
モルタルにクラックが入り口が開いている上、サッシ周りのシールにも劣化が見受けられました。
こちらは出窓の右脇。
こちらにも横にクラックが入っている状態です。その他にも複数のクラックが入っていました。
本来ならば散水テストをまず行いますが、今回はクラックの数が多く雨水の複数侵入が疑われるので、散水テストは行わずにこの面の外壁をカラートタンで覆ってしまう工事をご提案させて頂きました。
施工開始
まずは、カラートタンの下地となる防水紙を貼っていきます。
問題の出窓周りにも、防水シートをきっちり貼っていきます。
この防水シートの上に胴縁を打ち、下地は完成です。
胴縁を打ち終えると、カラートタンを施工してきます。
1階から貼っていくところや胴縁に固定していく辺り、工事方法がサイディングと少し似ています。
正面の平面だけを先に施工してしまい、外壁の出隅に関しては、板金を加工してコーナーカバーを作成していきます。
コーナーカバーを加工して取り付けましたが、漏水とは関係ない場所に立派なクラックが入っていますので、
シールでクラックの処理を施していきます。
エアコンの冷媒管のテープを巻き直して、冷媒管を固定する留め具も交換しました。
窓枠周りのシールです。
ここまでしっかり施工すれば、もう雨漏りの心配はありません。
施工前 〜 施工後
2Fの出窓、1Fの窓共に漏水していましたが、
トタンはもちろん、胴縁や防水シート、防水テープ、シールまで完璧に施工しましたので、漏水は止まりました。
「漏水しているけど、費用が心配」 「漏水しているけど、まぁ少しだから」こんな風にお考えの方もいらっしゃると思います、が、漏水は確実に家屋を傷めます。
雨水の侵入口や量、状態によって工事方法は異なります。
お見積りは無料ですので、お気軽にお問合せ下さい。