4種類のアステックペイントを使用した外壁塗装:四街道市四街道
意匠性のあるサイディングと普通のサイディングで構成されているお宅を、4種類のアステックペイントを使用して塗装しましたので今回UPしていきます。
築14年のお宅です。
本来ならクリヤー塗装に適した築年数の目安(10年以内)を過ぎていますが、サイディングの退色が目立たない為、意匠性のあるサイディング部分はクリヤー塗装をご提案させて頂きました。
普通のサイディング部分、軒天・破風板、屋根と4種類のアステックペイントを使用しました。
意匠性のあるサイディング部分にコケが見受けられました。
クリヤーですので、しっかり落とさないとコケの上にクリヤーの塗料が乗るため、緑色が目立ってしまいます。
こちらは北面。
かなりの面積にコケが出ているので、バイオ洗浄にて落としていきます。
前出の樋の裏です。
こちらは塗りつぶしてしまう部分ですが、コケがかなり濃く付着しているので、こちらにもバイオ洗浄の洗浄液を噴霧していきます。
こちらは大屋根です。大屋根にも噴霧していきます。
高圧洗浄後、次に行う工程は塗りつぶし部分のシールの打ち替えです。
先に塗りつぶしの部分や軒天などを仕上げていくため、塗りつぶしの部分に下塗りを入れていきます。
下塗りはアステックペイントのエポパワーシーラーのホワイトを使用しています。
塗りつぶしの部分の下塗りを入れ終わると、軒天を先に塗装していきます。
軒天にはエポパワーシーラーのクリヤーを塗布した後、シリコンフレックスJYという塗料を塗布していきます。
軒天に使用した色は、アイアンバーグという色になります。
破風板も同じシリコンフレックスJYで塗装していきます。
塗りつぶしの部分から先に仕上げていきますので、塗りつぶし部分にリファイン1000Si-IRを塗布してきます。
窓より下部分と少し色が違うように見えますが、窓より上はまだ乾燥してない状態なので、少し紫がかっています。
こちらは玄関周りです。
塗りつぶし部分に使用した色は、ウィザードコッパーという色です。
壁の方はいよいよ、クリヤー塗装に移っていきます。
このサイディング部分に使用したクリヤーはスーパーSDクリヤーSi-JYという塗料です。
シリコンフレックスJY、リファイン1000Si-IRと外壁に使用し、これが3種類目の塗料となります。
クリヤーは標準で2回塗装なので、2回塗布して仕上げていきます。
クリヤーを塗布し終わった後は、シールの打ち替えになります。
クリヤー塗装の場合のみ、シール部分は後からの施工になります。
縦のシールは全てこうして抜き取っていきます。
抜き取った部分にシールを打ち込んでいき、仕上がりとなります。
今回使用したシール材はオートンイクシードという材料になります。
通常のシール材よりも長持ちする、ランクの高いシール材になります。
屋根はスーパーシャネツサーモSiを使用します。
こちらは下塗り+タスペーサー挿入後の写真になります。
中塗りを経由し・・・
上塗りをかけ、完成です。
このスーパーシャネツサーモSiがこちらのお宅で使用した4種類目のアステックペイントの塗料となりました。
施工前 〜 施工後
柔らかい印象から、かなりシックな印象に変わりました。
外壁の塗装と一言で言っても、現場毎に少しずついろんな違いがあります。
1軒1軒、ご予算やプラン、ご希望に沿ったご提案をさせて頂きます。