佐倉市城で外壁・屋根の塗装と大工・防水工事
佐倉市城のお客様より、外壁塗装、屋根塗装のご依頼を頂戴しました。
着工が11月でしたが、着工の1週間前の雨で、漏水が発覚。散水テストを実施した結果、バルコニーからの漏水でしたので、大工工事と防水工事も行うことになりました。
2Fがモルタル、1Fがサイディングボードのお宅です。敷地内に電線が走っている為、電線を防護する防護管の設置も必須でした。
こちらは、施工前の破風板。
元々傷んでいたところに、9月の台風15号、10月の19号が通過したため、破損していました。
高圧洗浄→養生&大工工事の後は既存の古いシールを抜き取っていきます。
抜き取るのは縦のシールのみ。サッシ周りは増し打ちにて施工していきます。
こちらは抜き取ったシールの一部。カッターを入れて、引っ張って抜き取っていきます。
シールを抜き取った後は、新しいシールを打っていきます。周りに貼ってある紫色のテープをはがすと、シールだけが残ります。
1Fサイディングのシールと並行して、2Fの下塗りを進めていきます。
2Fはモルタルですので、塗料の吸い込み防止の為に下塗りを2回入れ、計4回での塗装を施します。
1Fも下塗りに入っていきます。
今回は1Fの色がガラッと変わって濃くなるため、下塗りを白にしていきます。
この写真、真ん中を境に違う色になっていますが、実は同じ塗料の同じ色です。
左の紫色の部分が上塗り、右の茶色の部分が中塗りです。顔料の関係で塗りたては紫色ですが、乾燥していくと右側の茶色の色に変化していきます。
乾燥するとこの様に同色になります。
悪さをしていた、問題のバルコニー。タイルが敷いてあったために、バルコニー床のクラック(ヒビ)に気が付かずに生活されていたんですね。
そのバルコニーを洗浄していきます。
そのバルコニーに新たな下地となるコンパネを打ち付けて施工していきます。このコンパネが、新しい床になるわけです。
溝の部分にもコンパネを打ち付けていきます。
そのコンパネにプライマー(糊付け材のようなもの)を塗布し
FRPのガラスマットを敷きこんでいきます。
最後にFRPのトップ防水を2回塗布し
悪さをしていたバルコニーの床が仕上がりました。ドレンについている、ストレーナも交換しました。
Before ~ After
冒頭に書いたように、ガラッと雰囲気が変わりました。使用した塗料は、アステックペイントのリファイン1000Si-IRです。
2019年は、千葉県に強い台風が2つ襲来したうえ、9月以降はとにかく大量の雨が降った印象があり、それに伴って漏水もかなりの件数で起こっています。ちょっとした漏水でも放置せずに、お気軽にお問合せ下さい。