ダイニングキッチンとリビングのフロアー重ね貼り工事:君津市泉
君津市のお客様より「フローリングの床を重ね貼りしたい」というお問い合わせを頂きました。PanasonicのリフォームフロアーAというフロアー材を重ね貼りすることになりましたので、UPしてきます。
施工前のリビングです。一見床はきれいなように見えますが、これはタイルカーペットを敷いてある為です。
こちらはダイニングキッチン。リビングもですが、歩くと床鳴りが摩る部分もところどころありました。
実はこのダイニングキッチンとリビングは、引き戸を挟んで続き間になってます。
今回6mmのフロアー材を重ね貼りしますので、このレールも現在の高さより6mm上がります。
ということは、引き戸の高さを6mm短くしなければならないわけです。
ドアの加工は、後程登場します。
フロアーカーペットを撤去した後は、床鳴りを抑える為に、タッカー(ホチキスの様な物)を打っていきます。
フロアーの床鳴りは、フロアー材が下地の木から浮いてしまう事で発生します。
部屋を歩き回ると床鳴りが起こる場所がわかりますので、床鳴りがした場所は全てタッカーを打ち込んで止めていきます。
まずはリビングの方から貼っていきます。
続き間になっていますので、途中でどうしても柱が出てきます。
柱の端部を床から6mmカットし、ここに重ね貼りするフロアー材を差し込んで収めていきます。
続き間になっている上に引き戸のレールもありますので、先にリビングの方まで少しだけフロアー材を貼ってしまう作戦です。
柱周りをクリアすると、スピードは一気に上がります。
パソコンラックなどを移動しながら、リビング全体を先に貼っていきます。
掃き出し窓の際は、サッシの高さよりもフロアーの方が高くなってしまうため、通称への字という見切り材で段差を見切っていきます。
これでリビングの方は作業終了です。
リビングに引き続き、ダイニングキッチンの方も貼っていきます。
キッチンストッカー(床下収納)が2つあるので、ストッカー周りも加工していきます。
ここまでくると、全工程の8割が終了です。
先ほど触れたドア加工がここで登場します。
ドアをフロアー材分、6mm削っていきます。言うまでもなく一発勝負なので、ミスは絶対にできません。
最後はかんなで調整し、ドアもスッキリ収まりました。
リビングの施工後。
初めにタッカーで床をしっかり押さえた為、床鳴りもしなくなりました。
ダイニングキッチン施工後。
食器棚や大型冷蔵庫、ラックなどあり、荷物の移動に時間がかかりましたが、こちらも完璧に仕上がりました。今回のフロアー材は、PanasonicのリフォームフロアーAのチェリーという色です。
ブログでは塗装工事の事例が多いですが、弊社は塗装工事だけではありません。
浴室やキッチン、トイレ、今回の様な大工工事も実はかなり施工しています。
内外装できますので、お気軽にお声がけ下さい!!