自動車修理工場の劣化した看板撤去と外壁塗装:千葉市中央区
千葉市内にある自動車整備工場より、古くなった看板の撤去と撤去した部分の再塗装の御依頼を頂きました。
外国車中心の整備工場で、整備待ちの車がたくさん入庫している為、
塗料の飛散に気を遣いながらの作業となりました。
今回看板を撤去し下地の部分補修をする場所は、建物に向かって左側です。
一面のみ足場をかけて工事をしていくことになりました。
古くなってしまった看板。看板の周囲はコーキングが施されているものの、看板自体はビスで少々固定されている以外は、強めの両面テープで止められているのみでした。
左のアップ写真です。カッティングシートで作成されていたようですが、紫外線や雨水で劣化していました。まずはこの看板を撤去し、撤去した後の下地のALCを補修していきます。
撤去した看板です。撤去した看板は70cm × 800cmの横に大きなサイズ。1枚あたりの重さがかなりある上、雨も降っていたので2人がかりで撤去していきました。
看板撤去後のALCです。雨水の侵入防止で施されていたコーキングなどがまだ残っています。こういったコーキングを撤去し。剥がれてしまっているALCの表面も補修していきます。
下地を補修した後は水性ソフトサーフSGというサーフェーサーを「砂骨ローラー」というデコボコの型が付いているローラーで転がし、既存の外壁に似たパターンをつけていきます。
こうすることで、上塗りをかけた時にきれいに仕上がります。地味な工程ではありますが、非常に重要なひと手間です。
最後は主剤の塗装です。中塗り、上塗りと主剤を2回塗装していきます。
しっかりと補修し、下塗りでサーフェーサーでパターンをつけていくことで、看板撤去後の傷も目立たなくなり、綺麗に仕上がります。
今回の上塗りの材料はSK化研のクリーンマイルドシリコン、色はN-93という色です。
こちらで作業完了になります。
看板を撤去したとろこだけでなく、青色の帯より上全部を塗装したことで色がちぐはぐにならず、色の統一性が出ました。今回の様に「一面のみ足場を組みたい」、「壁についているものを撤去したい」などありましたら、是非お問い合わせ下さい。