2017.03.01
ガレージの古くなったポリカ波板の交換工事:大網白里市大網
その他の工事
皆さんのお宅の波板は劣化していませんか?立地条件や使用環境によっても変わってきますが、一般的にポリカ波板の耐候年数は約10年と言われています。今回は塗装工事の際に同時施工になったガレージのポリカ波板の交換工事を紹介していきたいと思います。
一部解体されていますが・・・施工前のポリカ波板です。解体されている箇所(写真右側)が足場の立っていた箇所になります。
ご主人さん手作りのガレージになり、波板も20年以上前にご自身で施工されたようです。
下から見上げるとこんな感じになっています。木で組まれているので、傘釘を使ってポリカ波板を固定していきます。かなり年季が入っていますね。
大量の傘釘が撃ち込まれていたために、解体していくのにかなりの時間を要しました。ポリカ波板を取り外した後に、写真のように釘が残ってしまっているので、ペンチで除去していきました。この除去作業を怠ってしまうと、新しいポリカ波板を貼っていく時に干渉してしまうので、丁寧に除去していきます。
波板を解体した後です。腐食している部分もあるので、補強しながら下地の木を打ち込んでいきます。
施工後です。通常は波板の山5つにつき傘釘1つという間隔で傘釘を打ち込んでいきますが、ご主人さん手作りのガレージのため、強度の関係上波板の山3つにつき傘釘1つという間隔で打ち込んでいきました。使う傘釘の量、施工時間共に通常の倍近くかかりました。波板は「家屋の附帯物」というイメージが強いので放置しがちですが、一生ものではありません。塗装工事の際には是非一緒に交換されることをお勧めいたします。