アステックペイントの無機ハイブリット塗料の施工:千葉市中央区浜野町
外壁塗装を行う際に使用する塗料には有機塗料と無機塗料があります。一般的に良く使われるアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素塗料は有機塗料にあたります。
無機塗料とはこれらの有機塗料に無機物を配合させた塗料になります。この無機塗料は一般的には無機ハイブリット塗料などと呼ばれています。
では無機とは何か?無機物とは簡単に言うと生命が作りだすものではない鉱物のことで、逆に有機物とは生命が作り出す化学物質などのことです。先に挙げた通り無機物とは鉱物のことなので、紫外線を浴び続けてもそこまで劣化をしません。
しかし、無機物だけでは塗料としては成立しないので、有機と配合することで初めて塗料として使用できるのです。今回はそんな無機ハイブリット塗料を使用して施工したご自宅について紹介していきます。
こちらは足場仮設後の写真になります。築年数は11年のご自宅になりますが、日の当たりの良いところを中心に色褪せがあり、北面などの日の当たりが悪い所は藻や苔などが発生していました。
どちらも経年劣化にはなりますが、放っておくともちろん家にはよくありません。特に今回はクリヤー塗装になるので、出来るだけ劣化の少ない状態で施工しなければなりません。なぜならクリヤー塗装は傷や汚れ、色褪せなどをそのまま映し出してしまうからです。
こちらが北面の外壁になります。写真でわかるように藻や苔がたくさん発生しています。このままでは塗装は行えないので、藻など汚れを綺麗に洗浄していきます。
洗浄が終わり次第、開口部などにビニル養生をしていきます。写真は養生が終わり、外壁の下塗り後になります。この写真も北面になりますが、もちろん汚れなど苔はありませんね。艶も下塗りをしたことによってでているのがわかるかと思います。
続いて上塗りを行ったあとに目地部分のコーキング処理をしていきます。縦の目地に関しては全て切り取って打ち替え、サッシ廻りなど入隅などは増し打ちで処理をしていきます。はみ出し防止のためにマスキング養生をしていきます。
マスキング養生をし終えたらプライマーを塗布後にコーキングを充填していきます。マスキングテープを取る際にコーキングが引っ張ったり伸びたりしてしますので、慎重にテープとっていきます。
テープ取り終えたらコーキングの工程は終わりになります。真っすぐに綺麗仕上げることができました。
今回使用したコーキング材はオート化学工業のオートンイクシード15+です。このコーキング材の特徴はとにかく柔らかく耐久性が良いことにつきます。耐久性に関しては基本的に使われるコーキング材の耐久性5年から10年程度のものがほとんどですが、オートンイクシード15+は倍近く期待できます。さらに可塑剤も含んでいないので、ブリードを起こす心配もありません。
施工前の屋根の写真になります。外壁と同様に洗浄を行ってから塗装の工程に移っていきます。
屋根が白くなっている部分が下塗りになり、左側の色の付いている部分が中塗りになります。下塗りにはHBプライマーJY-IRを使用させていただきました。
上塗り後になります。今回使用した材料はアステックペイントの無機ハイブリットコートJY-IRです。20年以上経過しても、光沢保持率80%を維持する超耐久塗料になります。耐久性はもちろん、さらに遮熱性にも優れている大変お勧めの塗料になります。
こちらが完了後の写真です。屋根の塗装が終わり次第、竪樋・軒樋・水切り・シャッターボックスなどの附帯物の工程に入ります。今回外壁に使用したクリヤー材はアステックペイントの無機ハイブリットクリヤーになります。
屋根の無機ハイブリットと同様に20年以上経過しても、光沢保持率80%を維持します。汚れに関しても大変付着しにくい塗料になっています。耐汚染性に優れたセラミック成分が帯電しにくく、親水性に富んだ塗膜表面を形成します。
さらに外壁に付着した汚れも雨水によりセルフクリーニングされるので、汚れが付着しにくい特徴があります。今回は外壁・屋根ともに無機ハイブリット塗料で施工し、シーリングに関しても耐久年数の高いオートンイクシード15+を使用したので、当分の間はメンテナンスも必要ないかと思います。今回は無機塗料での施工になりましたが、当社では無機塗料はもちろんのこと他にもお勧めの塗料がいくつもありますので、外壁・屋根塗装をお考えの方は一度ご連絡をください。
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