習志野市鷺沼で階段の手摺(てすり)取付工事をしてきました。
今回は、習志野市鷺沼にて階段の手摺(てすり)を取り付けてきました。
手摺はもともと付いていたのですが、設置高さが低すぎてかえって危ないという事で交換することになりました。
こちらは施工前の写真です。一見問題は無いように見えますが、上がったところの角部分からの手摺が低すぎて実用性が低くなっています。どちらかというと子供用ぐらいの高さです。
まずは、元の手摺を撤去していきます。
この写真でわかると思います。手摺の付いていた板が膝の高さと変わりません。これじゃあ怖いですよね。
施工中の写真です。元の手摺を撤去した状態です。 ここから新しい手摺の高さを決めていきます。
手摺の高さを施主様と相談して高さが決まったら、取り付ける予定箇所を決めてテープで印を付けていきます。
階段の角度と合わせて傾斜を取ります。
今回はこの形で決まりました。
一番奥の角のところが微妙な傾斜角度にせざるを得なかったので、施工時は少々複雑な加工してあげなければいけません。
まず、手摺を取り付ける板を取り付けます。
部材同士を組み合わせる部分の角度を合わせて、切り加工したものを壁に取り付けていきます。
壁の裏側に下地があるところにベースの部材を止めるのですが、都合の良い所に下地が無く大変でした。
※下地:内壁自体を支えている、骨組みに当たる部分。
壁をたたいてみるとコンコンと音が軽い部分とゴンゴンと重い部分がありますが、その音が重い所が壁を支えている下地になります。
体重がかかる部分ですので、壁下地に直結していないと、いざ使うときに取付部分ごと落ちて事故の原因にもなります。
元々の手摺を撤去した時に、変なところに釘を打っているなとは思っていたのですが、案の定でした。
今度は、手摺の足(取付部)を付けて行きます。
足がつけ終わったら、順序良く手摺を付けていきます。
こちらが左側の完成写真です。
階段を上まで上がったところです。
作業はまだ全ては終わっていません。左側の手摺取り付けがまだ少し残っています。
ただ、こちらは左側と比べると、かなり簡単でしたのであっという間の作業でした。こうして見るとだいぶ印象が変わりますね。
最後に滑り止めのステップを付けて終了です。これで安心して二階に行けます。
もし手摺がグラグラしていたり、手摺の高さに違和感を感じていらっしゃる方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。