TOTO:ピュアレストMR・GG1でトイレ交換を工事しました(壁排水と床排水):市原市君塚
市原市君塚のS様邸で1F・2Fのトイレ交換工事を行いました。
一般的に戸建てのトイレは床排水が多いのですが、稀に集合住宅でよく使われる壁排水を使用する場合があります。今回S様邸では2Fが壁排水で1Fが床排水でしたので、その違いを順を追って説明していきたいと思います。
こちらが2Fの既存のトイレの写真です。
ごく普通のトイレですが床を辿って行くと奥が段差になっていて、配管が収まっているスペースになっています。
壁排水のトイレを外すとこんな感じです。
奥の段差から横向きに排水管が見えますが、床からこの排水管の中心までの高さの事を排水心と言い、トイレを選定するのに欠かせないポイントになります。
CF(クッションフロア)を張り替えて巾木を戻した写真になります。床がフラットではないので少々時間がかかりましたが、綺麗に仕上げられたと思います。床材を変えるだけでも雰囲気ががらりと変わりますので、トイレ交換を検討中の方は絶対にお勧めです。
施工後の写真です。排水心155mmのTOTOピュアレストMRはお掃除が楽なフチなし形状で、更にトルネード洗浄で便器の中を洗い流し、大4.8L 小3.6Lの超節水型トイレです。
1Fのトイレは右手に手洗いカウンターがあり、手洗い無しのタンクが取り付けられています。タンクレスや手洗い無しのタンクの方がお掃除がし易く、希望される方も多いのですが、使用後に手を洗う場所まで考慮してトイレを選定されると良いでしょう。
床排水のトイレを外した状態です。床下から排水管が配管されていて、奥の壁から管の中心が排水心となります。排水心が200mmか305mm~540mmかによって商品に梱包されている部材が変わってくるので、排水心はしっかりと把握しておくことが大切です。
2Fと同様にCFを張り替えました。薄いピンク系をお選びになりましたので、可愛らしい雰囲気になりました。CFが終わったら排水管に床フランジを取り付けて、アジャスターと呼ばれる部材を加工し取り付けます。
最後に便器を固定し機能部を取り付ければ完成です。こちらのトイレはTOTO:GG1。タンクが非常にコンパクトになっていて、すっきりとした空間を演出します。こちらも大4.8L 小3.6Lの他にeco小3.4Lの超節水型仕様になっています。当然便器はフチなし形状で、更に汚れを付きにくくする為に便座に座ると自動で便器内にミストをふきつけて水のクッションを作る「プレミスト」機能が標準で付いていますので、お掃除を重視されている方からもご好評頂いております。トイレの交換を検討されている方、ご不憫・ご不便を感じている方、一度気軽にご相談して下さい。
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