シリコン系塗料での外壁・屋根塗装:千葉市緑区おゆみ野中央
千葉市緑区おゆみ野中央のS様邸で外壁をSK化研のクリーンマイルドシリコンで、屋根をヤネフレッシュSiで塗装しましたので、その過程と商材の特性を紹介していきたいと思います。
今回使用したクリーンマイルドシリコンは超低汚染性・超耐久のアクリルシリコン塗料になります。簡単に説明しますと、アクリル樹脂は水族館の水槽でも使われるほど耐久性に優れており、シリコン樹脂は水を弾く性質と静電気を低減させる絶縁性があるので、2つの長所を活かして家を長期にわたり汚れや劣化から守ります。
S様のお宅の外壁は近年よく見かける窯業系サイディングを使用しています。
サイディングはモルタル壁に比べて工期が短くコストも抑えられる反面、紫外線による目地の劣化や色褪せが起こるのでメンテナンスは必ず必要になります。
足場を組んで洗浄した後に縦目地の打ち替え作業を行います。既存の目地は劣化していて隙間が生じている状態でした。
次に目地をカッターできれいに切り取っていきます。家の大きさや形等で縦目地の長さは変わりますが、S様邸では全部で約90m切り取りました。
既存の目地を切り取った後に専用のプライマーを塗布していきます。プライマーは下地と新しく打ち替えるシールを密着させる働きがあります。
次は下塗りです。塗装の吸い込みを抑え、吸い込みを均一化して塗装むらを防止するシーラーを塗っていきます。今回使用したミラクシーラーエコはその中でも浸透性・固着性が高く、主材との密着を高め下地を強化する働きがあります。
下塗りが終わったら主材の1回目の塗装をしていきます。冬季は塗料の乾燥時間が長いので目安としては1日1工程の進みになります。乾燥を待つ間は附帯物や屋根の塗装をしています。
最後に上塗りです。中塗りと作業は同じですが、終わった後に塗り残しや飛散した他の色の塗料がないが細かくチェックして、もし見つけた場合はタッチアップしていきます。今回使用した色はSR-178です。
こちらは洗浄後の屋根の写真です。汚れは落ちたものの、表面の色褪せが目立ってきてます。下塗り材として浸透性の高いマイルドシーラーEPOを塗ってから主材を2回塗装します。
ヤネフレッシュSiは二液型弱溶剤の塗料です。二液とは主材と硬化剤の事で、溶剤とは塗料用シンナーを適量調合する塗料の事です。外壁塗装で使用したクリーンマイルドシリコンと同様に耐久性・低汚染性に優れている他、下地の透けがないためバッチリとした仕上がりになります。
こちらが施工後の写真になります。今回のS様邸では色がなかなか決まらず何度も選び直しました。最終的にS様のご要望が「白っぽい壁に赤い屋根の洋風なイメージ」でしたので、この様な配色になりとても満足して頂けました。外壁を塗装するうえで色の打ち合わせの際は大いに悩んで頂いて結構です。具体的なイメージはもちろん、漠然としたイメージでも良いですし、お家に対して何か特別な思い入れがありましたら、それを元にご提案させて頂きますので気軽にご相談して下さい。
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