窯業系サイディングボード張替工事:千葉市緑区高田町
窯業系サイディングボードの外装改修工事を行う際に、考えられる修繕方法としては、1、塗装工事:2、サイディング工事が挙げられます。
2のサイディング工事は2パターンあり、パターン1:既存のサイディングボードの上に張っていく上張工法と、パターン2:存のサイディングボードを撤去して行う張替工法とで分かれます。
外装改修工事における一般的な修繕方法は塗装工事が多いですが、既存サイディングボードのデザインを変更したい場合や、経年の劣化により、塗装工事では修繕が不可能な場合もあるので、そういった場合はサイディング工事を選択される方が多いです。
パターン1の上張工法は、既存のサイディングを剝さないでの施工になりますので、メリットとしてはコスト面で張替工事よりもお手頃になります。施工面では、基本的に金属サイディングでの施工となりますので、通常の窯業系サイディングよりも耐久年数が高く、塗装が必要になるのは、随分先になります。デメリットとしては、二重に重ねていくので、厚みが出る分雰囲気が変わります。例としては、サッシとサイディングの高さがフラットになりますので、見た目的に気になる方も少なくありません。
パターン2の張替工法は、既存のサイディングを剝しての施工になりますので、ほぼ新築に近い感じになります。施工面のメリットとしては、一度サイディングを剝すので、中の痛みの状態を確認出来る事や、既存の状態の時と雰囲気は変わりません。デメリットとしては、既存サイディングを剝す分、コスト面はアップします。又、新規のサイディングでも種類によりますが、10年~15年の間に塗装は必要になると思います。
今回はパターン2の張替工法で施工しましたので、作業工程をアップしていきます。
12ミリ厚の窯業系サイディングボードです。築年数は15年なので、塗装工事での修繕も可能ですが、お客様のご要望により張替工事を行いました。
まずは、仮設足場設置後、今回軒天は変更しなかったので、塗装を行いました。サイディング張替後ですと、養生が大変なので、先に塗装をしました。日本ペイント(ケンエースG-Ⅱ)にて塗装しています。
続いてサイディング張替工事を行っていきます。既存のサイディングを撤去してから新規のサイディングを張っていきます。※今回は、下地の防水透湿シートは既存のものを使用しています。傷んでいる箇所は補修していきます。
新規にサイディングを張っていきます。使用しているサイディングボードは、ニチハのモナビストーン EPS524E パティMGウォームグレー 16ミリ厚で施工しています。
全体に張り終えたので、シーリング処理を行っていきます。
シーリングがはみ出ないように、テープを張っていき、プライマー塗布後、シーリング処理を行います。※色は、サイディングに合わせたもので処理していきます。
シール処理後、破風板等の塗装を終えて完了です。サイディングの色もモノトーンで落ち着いた感じに仕上がりました。新築の様に綺麗に仕上がっています。サイディング張替工事をご希望の際は、ご相談下さい。
窯業系サイディングボードの張替えをご希望の際は、オリエンタルホームサービスまで気軽ご相談下さい。