ツートンから単色にした外壁・屋根塗装の施行例:千葉市緑区誉田町
外壁塗装・屋根塗装工事をするにあたって悩まれる点はお客様で違うとは思いますが、代表的なところでは塗料の選択や工事のタイミング(年数)や実際に塗り替える時の色やバランスが挙げられます。
例えば塗料の選択では材料によって特徴や耐候年数が違うので家をどのようにしたいかによって変わってくると思います。工事のタイミングに関しては一般的には10年前後を目安と言われていますが、わかりやすい傷みのサインとしてはクラック(細かいヒビ割れ)や塗膜の表面が劣化して粉状になるチョーキング現象、サイディングボードの場合はシーリングの劣化などがあります。
色や色のバランスについては汚れの目立ちにくい黒や濃い色を選ぶと暗いイメージになるのではないか…白や明るい色を選ぶと明るいイメージだけど汚れが目立ってしまうのではないか…屋根や附帯物(樋・雨戸・破風板・帯等)との相性は良いかなど様々な点があります。今回は元々、1階と2階が違う色(ツートン)のデザインから1色に統一をしたご自宅を紹介していきます。
施工前の状態です。築10年といこともあり日の当たりが良い所は色褪せやチョーキング現象、シーリングの劣化が進んでいました。
施工後の状態です。色褪せはもちろん目地の痛みや雨染みや苔などは解消されました。1階はクリーム系統の濃い色、2階は白のご自宅でしたがクリーム系統の明るい色に統一することになりました。仕様は3回塗装、弾性クリーンマイルドフッ素(耐候年数は15年~20年)のSR-178になります。
写真を見てわかるように帯の部分に関しては痛みがだいぶ出ていました。洗浄をしたことによって弱っていた部分は欠落してしまいました。原因としては帯のシール部分が劣化して雨水などが侵入し、剥離や欠落が起きたのではないのかと考えられます。
施工後の帯の写真です。欠落などがひどかったので洗浄後すぐには塗装には移れませんでした。現状の普及に入ります。工程としては洗浄後に欠落していた部分をパテ処理をしてケレン後に塗装をしていきます。この様に下地処理をしっかりとすることによって目立たたなく塗装をすることが出来ます。
施工前の屋根の状態です。写真では見えにくいですが、外壁と同様に屋根も防水の塗膜の劣化が進んでいました。ヒビ割れしているところはコンクリートボンド等で下地処理をしていきます。
施工後の状態です。外壁と同様に屋根も3回塗装になります。屋根の材料はアステックペイントのスーパーシャネツサーモFのバーカンディです。色を赤系統に変えたことにより、外壁との相性も良くかわいらしい雰囲気なりました。
今回ご紹介した千葉市緑区誉田町のU様邸のようにツートンのご自宅の場合は同じ2色で塗り分けることが多いのですが、1色にしたことでシンプルですがとても明るく温かみのあるご自宅に大変身しました。屋根に関してはもともと黒っぽい色ですが赤みの強い色にしたことにより雰囲気が明るくなり、附帯物(帯・樋・破風板・水切り)をこげ茶に統一することで家全体のメリハリが生まれとてもバランスのとれた仕上がりになりました。
外壁塗装・屋根塗装をお考えの方で色選びや色のバランスでお悩みの方は是非一度ご連絡ください。
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