屋根葺き替えに伴う外壁補修：市川市下貝塚

瓦屋根から金属屋根に葺き替え工事をする際のとある事例をご紹介します。葺き替え工事は既存の瓦を撤去して新しい屋根材を張っていくのですがそもそも瓦と金属屋根の厚みが違う為、瓦を撤去すると外壁材にぶつかる部分にポッカリ空洞ができてしまいます。通常は板金を立上げて隠蔽・雨仕舞の納まりとなりますが板金が大きくなりすぎると格好悪くなります。特に今回は玄関正面の真上で目立つ所だった為、外壁をちょっと造作して納めました。

施工中写真

瓦を撤去・下地合板を張った状態です。空洞の部分が棟瓦があった所です

防水紙とラスカット（モルタル下地材）を差し込みます

モルタル左官します

サイディングの模様に似せて表面を調整します

塗装します

乾燥後、屋根材を仕上げて完成

今回この作業をすることによって板金の立上りを一般的な高さより5㎝以上は減らすことが出来ました。家の裏側だったり、あまり目立たない所であれば気にならないのですが今回は玄関正面の真上なので、ひと手間かけて出来る限りスマートに仕上げたいと思うのが私のこだわりです。