漏水で腐食したベランダ床の修理・改修と水捌け改善・防水工事：市川市中山

＜開口前＞
集水口下に漏水跡。ここまでの漏水跡は、空けるのが怖くなるくらいの物でした。白蟻がいないか心配です。

＜開口後＞
案の定、桁の一部、胴縁、梁の一部の腐食と、床下地のコンパネが腐食していました。

＜桁、梁、コンパネ補修＞
腐食部をきれいに削り取り、接ぎ木して補修しました。
桁、梁等の主要木部は、垂木を抱かせ、金物補強で補修しました。　

＜桁、梁、コンパネ補修2＞
梁は、変色が見られましたが、深刻なほどの痛みではなかったので、金物もしっかりと固定できました。　

＜防蟻剤散布＞
蟻道、白蟻は見受けられませんでしたが、防蟻剤を散布して、ベランダ軒を閉じました。

＜ベランダ床施工前＞
ベランダ床の半分くらいまで、水溜まりの跡が見受けられます。雨の後、水たまりが残り、いつまでも水が引かないことを悩んでおられました。

＜ベランダ床 傾斜付け＞
既存の床に垂木(前傾斜に高さ調整)を施工。コンパネを上張します。また、手前には、水の流れを改善の為、側溝を作りました。

＜コンパネ敷完了＞
コンパネを敷き終わり、継ぎ目をパテ処理、入隅を割れ防止のクッション材取付をし、FRP防水プライマーを塗布します。

＜ガラス繊維マット敷＞

コンパネの上にガラス繊維マットを2層重ね敷します。

＜エポキシ樹脂＞
ガラスマット(2PLY)の上から、エポキシ樹脂を流し込みます。乾燥すれば、ガラス繊維強化プラスチック(G-FRP)防水の完了です。　

＜ベランダ防水施工前＞
ベランダの水捌けの問題は、かなり多くご相談を受けています。
大工職人と、防水職人の技術の差が出てくるところだと思います。弊社は、自信を持ってお受けいたします。

＜FRP防水完了＞
FRPトップ防水を施して、防水工事終了です。劇的に水捌けが改善され、施主様に大変喜んでいただけました。