在来工法の浴室からTOTOのサザナユニットバスへの改修工事
今回は以前、外壁塗装でお世話になったOB客様から、浴室の改修工事の御依頼がありましたのでご紹介していきます。
浴室の在来工法とは、かつては一戸建ての浴室のほとんどを占めていた、昔ながらの風呂の造り方です。
ユニットバスやシステムバスがなかった頃の浴室は周囲に防水加工を施し、その上にコンクリートやタイルなどで壁や床を造っていくのが普通でした。
つまり、風呂・浴室といえども、防水加工を綿密に施す以外は他の部屋と同じように造られていたわけです。もっともこの工法は、年月とともに防水機能が衰えて水漏れを起こすことが多く、10年、20年も経てば風呂(浴室・お風呂)をリフォームすることは当たり前のようになっていました。
しかし、最近ではマンションの風呂(浴室・お風呂)に採用されるユニットバスが進化して、一戸建て用のシステムバスとして登場したため、在来工法は風呂(浴室・お風呂)における工法の選択肢の一つになろうとしています。
<施工前・現状調査>
昔ながらの造りです。
この状況で寸法を測りユニットバスのサイズを決めます。
<施工前・現状調査>
上部に都市ガスの「温水式浴室暖房乾燥機」が設置してあります。
取り付けてから年数があまり経っていないとの事でこれを再設置したいとのご要望でした。
<施工前・現状調査>
入口ドアです。
高さも180センチなので身長の高いご主人さんはギリギリです。
今回はTOTOのサザナで施工することになり、カタログだけでの説明ではなく、実際に商品を見ながらの方がイメージがしやすいので、後日施主様と船橋ショールームへ行って色と仕様決めを行いました。
希望の仕様が決まったら工事スタートとなります。
<施工中・解体工事>
天井・壁・床材を解体していきます。
予想はしていましたが水が廻り土台などが腐食していたので 傷んでいる所を防腐注入材で修繕します。
ドア廻りの壁も部分撤去となります。
<施工中・解体工事>
浴室壁などを解体した廃材・ガラ等です。
土のう袋に約50袋も出ました!
廃材の置場も確保しておく必要があります。
<施工中・防蟻工事>
木部・土壌にシロアリ防除薬を散布します。
ユニットバスを組み立てた後は今後作業が出来なくなる場所なので、現状でシロアリがいなくてもやっておくべき作業です。
<施工中・土間コンクリート>
給排水工事が終わったら土間コンクリートの打設となります。 ここがユニットバスを設置する底盤となります。
ここまで終わると、ユニットバスの組立作業、ドア枠の取り付け、クロス工事となります。
カウンターがついて使いやすくなりました。
窓があった為、鏡は横向きに取付となりました。
浴槽はL型手すりを設けて安全性をアップ。
「温水式浴室暖房乾燥機」を再設置しました。
天井高の関係で位置を下にずらしました
入口ドアも高さ2メートルに上がったので広く感じますね。
周囲の壁紙、床のクッションフロアも張り替えてきれいになりました。
洗面台もTOTOのサクアに取り換えて生まれ変わりました!
TOTOのサクアシリーズの特徴は・・・
ほっカラリ床:冷気をシャットアウトする断熱構造で、翌朝には乾いているのでお掃除もラクラクです。
鏡:炭素の膜で水あかのこびり付きを防ぎます。
カウンター:壁と浴槽から離れたデザインなのでぐるりと一周お掃除可能。
その他にも色々な組み合わせが可能です。
弊社はOBのお客様、新規のお客様からの「こんなこと出来ないの?」や「ここをこうしたいんだけど?」と言う、多岐に渡るご期待、ご要望に応えられる会社へと成長しております。
オリエンタルホームサービスは、外装工事のみならず内装・水廻り等のハウスドクターでもあります。
皆様のご期待に添えるよう頑張り続けます。
浴室、洗面所の改築、リフォームをお考えなら、お気軽にご相談下さい。