日当たりが良く劣化が早い建物を高性能塗料で外壁塗装しました:船橋市坪井西
建物の三面の前に障害がない為、日当たりも良好な好立地な建物ですが、紫外線などにより外壁屋根の劣化も早く、施主様も気にされていました。
逆に裏面は植栽等も多い為、藻などの汚れが付きやすい条件下になりますので、今回は人気のラジカル制御塗料で塗装していきます。
破風板などの木部は、浸透性の木部保護塗料で前回塗装されていました。このような浸透性の木部保護塗料はウッドデッキ等の塗り替えに対し、5年以内であれば手を加える事が出来るのでメンテナンス性能は良いのですが、足場を設置するくらいの大がかりな塗装となると、コスト的にも安易に施工が出来ないため造膜系の塗装が最適と思います。ですので、今回は下塗りを入れてシリコン塗料で仕上げていきます。
施工開始
<施工前>
足場が組みあがった段階で一度全体の点検を行います。今回は塗装前に軒天・戸袋が一部傷んでいたので、大工工事を行なっていきます。
<施工中>
傷んでいる箇所の軒天を剥がし、下地を組み直してから新規張替を行っていきます。
<施工中>
既存がべニアなので、同様に仕上げていきます。モルタル壁の場合、外壁材の呑み込みがあるので、壁際をシーリング処理していきます。
<施工中>
戸袋ハネ補修。
<施工中>
木部及び鉄部はケレン後、下塗りを行っていきます。
<施工中>
附帯部下塗り、軒天塗装を終えてから外壁の下塗りを行ていきます。
<施工中>
外壁下塗り終了後、中塗り・上塗りを行います。完了後、木部の塗装も仕上げていきます。施主様より、あまり暗い色は好ましくないとの事だったので、こげ茶ではなく赤茶で塗装しました。
<屋根施工前>
続いて屋根の塗装に入っていきます。13年前に屋根材を張り替えているようですが、藻・サビ等により劣化しています。
<施工中>
足場が組みあがった段階で、棟板金の釘の打ち込・固定を行っていきます。
釘がきかないようなら棟板金を下地から交換しないといけないですが、木材に釘が効いている状態なので、打ち込みで大丈夫です。
<施工中>
屋根の下塗り・タスペーサーを取り付けていきます。棟板金は錆等が発生していた為、錆止め塗装を入れました。
<施工後>
下塗り完了後、中塗り・上塗りを塗布し塗装完了です。屋根材も割れているところもなく、塗装により長期維持が出来ると思います。
施工前 〜 施工後
外壁の色は既存の色合いが気に入っているとの事で、近い色を選んで塗装しました。
商材は下記の通りです。 外壁:アステックペイント→超低汚染リファイン1000SI-IR 屋根:アステックペイント→スーパーシャネツサーモSI
2月の施工ということで、気温も低く雪などにも見舞われましたが、施主様にご満足いく形で引き渡すことが出来ました。
現在、様々な特徴のある高耐久塗料を多数扱っていますので、塗装をお考えの方は是非御連絡下さい。迅速に対応致します。