漏水したアパートのベランダ補修・防水工事:習志野市津田沼
今回の案件は、14戸口アパートのベランダに漏水が見られ、ベランダ土間がぶかぶかになっている状態のものでした。 たまたま、空き部屋が出来た為、その部屋を拠点に4部屋分のベランダ床補修と、再防水を行いました。 原因は、洗濯機排水口からの漏水とベランダ笠木からの漏水でした。腰壁を撤去し壁内の間柱の交換と、交換できない部分は添え木による補修とサイディング交換を行い、ベランダ床は13mmベニヤ張りFRP防水を施工しました。
大工工事
笠木端部のコーキング切れ端部に漏水防止のコーキングが無く、隙間が空きっぱなしの状態でした。 貸部屋なので、気付くのが遅くなり、大掛かりな工事になってしまいました。
笠木解体1笠木中央部の間柱が辛うじて形を成していました。
笠木解体2腰壁の中に柱は一部を残して腐食により、崩れ落ちていました。
ベランダ土間
ベランダ土間は、コンパネの上にゴムシート防水がされていましたが、端部のシーリングが切れていた為と、排水廻りから水の侵入により、一部コンパネがぶかぶかしていました。
排水溝廻りゴムシートを捲ると子よな状態でした。底が抜ける前に気が付けてよかったと思えるくらいの痛みです。
排水溝溝のゴムシートを捲りました。コンパネが波打つほどぐちゃぐちゃの状態です。
腰壁間柱交換部屋の場所にもよりますが、写真の通り間柱全交換になりました。
ベランダ土間腐食部を撤去補修後、13mmベニヤを上張しました。
防水紙張り交換した間柱に防水紙張りし、漏水に対応します。
サイディング張り1新規サイディング張りをし、腰壁の工事は終了です。
端部コーキングもちろん笠木の端部、サイディング目地のコーキングもしっかりと行います。
FRP防水
ベランダ土間FRP防水腰壁が終了し、土間の防水工事に移ります。
プライマー塗布コンパネに次の工程のガラスマット敷、エポキシ樹脂塗布の為の下地造りをします。
下地調整
排水溝にもエポキシ樹脂で、プラスチック層を形成します。プラスチックなので、ゴムシートの様に端部に隙間はできません。但し、割れる事が最大の脅威です。
ガラスマット+エポキシ樹脂エポキシ樹脂によりプラスチック防水層を形成します。 FRPは繊維強化プラスチックの略です。
トップコーティング仕上げのトップコートを塗布します。
FRP防水完了ベランダ補修工事完了です。
今回の案件は、賃貸アパートの補修時期の難しさがわかるご報告になったと思います。お住まいになられていれば、気付ける箇所も、空き部屋にならない限り、管理会社さんもお部屋に伺うことは無いので、傷みの発見が遅れてしまいます。 そうならない為にも、補修はやれる時にしっかりとやっておきましょう。かといって、費用は抑えたいですよね! そんな時は、弊社にお任せください。アフターフォローまでばっちり対応させて頂きます! アパート、マンションのオーナー様方々。ご相談お待ちしております。
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