屋根・破風板・軒天塗装、防水修繕工事を行いました:千葉市緑区おゆみ野
今回は、前回塗装工事をご依頼頂いた方からの案件です。10年ほど前に外壁と屋根の塗装を行いましたが、屋根のアンテナが傾いているということで御連絡頂きました。日当たりも良い為、ついでに屋根の点検も行ってほしいとの事でしたので現調致しました。前回の塗装の耐久年数が8~10年ほどの塗料でしたので足場を組むのでしたら合わせて行うことになりました。外壁塗装は状態が良かったので行ないませんが、破風板と軒天は傷みが生じていたので一緒に塗装致します。屋根は、アステックペイント:スーパーシャネツサーモSIで塗装、破風板はシリコン塗装、軒天はカチオン系塗料にて塗装しました。その他、防水工事・アンテナ調整工事を行ったのでアップしていきます。
屋根塗装工事・アンテナ調整工事
施工前
※全体的に色あせが生じています。目立ったひび割れ等はございませんが、軒先には藻などが発生していました。
施工前
※屋根のアンテナが傾いています。BSアンテナは必要ないとの事なので、撤去します。支柱は調整して立て直します。
施工中
※屋根の下塗りです。今回、上塗りが弱溶剤塗料なので、下塗りの選定に、スズカファイン:ベスコロフィラーHGを使用しました。(前回水性塗料の場合に最適)
施工中
※下塗り完了後、タスペーサーを挿入していきます。工法はダブル工法で行っています。
施工後
※中塗り・上塗りを塗装し完了です。前回はブラウン系の色でしたが、今回はグリーン系の色にイメージチェンジしました。
施工後
※アンテナの状態が悪かったため、新規に立て直しました。10年以上経つと強度的にも弱くなるので点検が必要です。
破風板・軒天塗装工事
施工前
※破風板の塗装に剥がれ等の傷みが生じています。日当たりの良い箇所なので、南面や西面は特に傷みが早いです。
施工中
※既存塗膜をケレン作業にて処理していきます。浮いている状態の塗膜がある場合は、早い段階で剥がれますので、研磨作業は肝心です。
施工後
※下塗り塗布後、シリコン塗装を施して完了です。注:素地は木材なので、傷んでいた部分の色の感じは傷んでいない部分と異なります。
施工後
施工中
※軒天の取り合いを養生して、カチオン系塗装を行っていきます。
施工後
※全体的に2回塗装して完了です。
防水工事
施工前
※防水塗膜に膨れが生じています。前回、密着工法で行っている為、今回は、通気緩衝工法で施工致します。
施工中
※既存の塗膜を、研磨にて処理していきます。膨れ部の下地処理を行い、防水処理を行っていきます。
施工中
※通気シートを全体に張っていき、ドレン周りの処理をしていきます。ドレンは、経年の劣化がおきていたので改修用ドレンを設置しました。
施工中
※ウレタン防水層を流していきます。防水層塗り重ねていき、塗膜を確保していきます。
施工中
※ウレタン防水塗布後、トップコートを塗布します。
施工後
※乾燥後、室外機を下して施工完了です。通気緩衝工法の場合は、中央部分にある脱気筒が設置されます。湿気を逃がす役割なので基本的に高い位置に取り付けます。
施工完了
※ガレージのアクリル板を洗浄し、取り付けて完了です。室内のドア調整なども行い、悩める箇所は改善できたと思います。次回は外壁塗装も再塗装が必要になるので、その時は又、宜しくお願い致します。