飲食店の内装工事/内部塗装・木部塗装を行いました:東京都新宿区歌舞伎町
店舗の内部塗装工事の御依頼がありましたのでご紹介します。
場所は眠らない街・新宿区歌舞伎町。通常は営業エリア外ではありますがOB客様からの御依頼でしたので遠征させていただきました。
店舗改修工事の場合は施工時間等の制限がありますのでそのあたりもふまえての現地調査となります。
施工前
施工前(1)
クロを基調としたシックなイメージです。色がまだらになっていますね。
施工前(2)
背もたれの部分が擦れて剥がれています。
施工前(3)
きっと最初は一色だったはずです・・・
打ち合わせの結果、弊社はクロス工事の取り扱いもありますが今回は塗装部分のみの 工事となりました。
24時間営業している店舗でしたので作業日は店をクローズしての工事となります。
当然ながら作業日数をかければ店舗の収益に響きます。
弊社に与えられた施工可能日数は3日間。 作業イメージを膨らませ、段取りミスの無いように注意します。
施工中
ケレン作業(1)
古畳をあげてケレン作業を開始します。旧塗膜がベロンベロン剥がれていきます。
ケレン作業(1)
木部枠も塗装するので薬品・ペーパーをあてて下地処理を行います。
ケレン作業(3)
職人・辻本がひたすら擦ります。
木部枠塗装(1)
着色を行い、ウレタンクリヤーを塗布します。今回は室内塗装ですので臭いの少ない水性塗料を使用します。
木部枠塗装(2)
職人・井口がドア枠も同様に仕上げていきます。
木部枠を仕上げたら背もたれなどの腰壁等の塗装作業に移ります。基本は鉄でしたので上記で行ったケレン後、サビ止めを塗布します。ここもやはり水性の塗料を使用します。
サビ止め(1)
仕上げの色が深いこげ茶なのでサビ止めは赤を使用します。
サビ止め(2)
職人・前田がローラーを転がします。
サビ止め(3)
サビ止め(4)
ちなみに木枠は仕上がっているので艶なども復活しています。
施工後
仕上がり(1)
今回の仕上げ塗料はエスケー化研/水性コンポウレタンを使用しました。
仕上がり(2)
※下のメラニンパネルは塗装しておりません。
擦れていた背もたれや、汚れが目立った木部・・・
復活しました。
剥がれや・色褪せもあった内壁・・・
ALCの壁はサビ止めではなく水性ミラクシーラーエコを下塗りし使用して仕上げました。
適材適所ですね。なんてカッコイイんでしょう。
ちょうどテーブルの角がぶつかって擦れてしまっていた所。
折角綺麗になってもまた同じことが起こるので・・・
金物を取り付けて解消しました。このブラウン色の金物がアクセントになってさらにカッコよさが増しました。
今回クロス・畳工事は他社様の施工となった為、最終の完成後をお届け出来ないのが残念ですが、弊社に任せて頂いた施工範囲は今回もキッチリと仕上げてお引渡しさせていただきました。
ちなみに色は私に一任と言う事でしたので、既存のイメージを崩さずに個人的に好きなクロに近いこげ茶を選び、仕上がりが光過ぎないように3分艶にして落ち着いたイメージにしました。
後日、店舗の従業員の方が非常に喜んでいただいていると連絡もいただいております。工事日数も当初の予定通りの3日間で何とか納めることが出来たので良かったです。