古民家リフォーム的な内装工事を行いました:千代田区神田
今回は古民家リフォーム的な室内の内装工事を行いました。場所は東京の千代田区神田になります。
元々施主様の叔母が住まれていて、ここ何十年かは物置のような状態だったのですが、これから居住されるようなので改装工事のご依頼をいただきました。
築年数は50年近くなるので、かなり年期のはいった建物です。
施工前
<室内>
現在棚になっていますが、幅を占めているため下段の棚を加工し、スペースを確保してほしいとの事です。
施工中
荷物を移動して頂き作業開始です。
まずは、下段の棚を取っ払っていきます。
当初は上段の棚だけ残す予定でしたが、中段の棚も残すことになりました。
強度を保つために、角材を抱かせて補強していきます。
違和感のない様に、既存の木材を使い筋交いをいれて補強します。
柱が無くなった分スペースの確保が出来ました。
<玄関前>次は玄関引き戸レールの補修です。今回引き戸を交換するので、寸法が変わります。
レールも傷みが酷く、戸が開けづらいという悩みがありましたので交換することになりました。
既存レールを撤去し、新規でレールをひいていきます。
ドア枠の寸法はレールを入れてから採寸していきます。
サイズが決まったら戸の作成に入っていきます。
※扉がないときは簡易的に入口を塞いでますので防犯上も大丈夫です。
新規で引戸をはめていきます。
施主様の要望により、緑色の塗装で施しました。
無垢材で作成していますので、浸透性の塗材で塗装しました。
<土間>土間打ちです。既存の状態はかなり劣化していますので、新規でコンクリートを打っていきます。
<内壁>内壁は塗装工事を行っていきます。下地の状態があまり良くないので、下地処理を行ってから塗装の作業に入っていきます。
施工後
土間コンクリートも終わり、外壁の塗装も完了して施工終了です。
天井は工事の必要がなかったようなので既存の状態です。
最近流行の古民家再生リフォームの様に綺麗に仕上がりました。
趣味の作業場として利用したいとの事なので、有意義に使っていただければと思います。