納戸をユニットバスにリノベーションしました:柏市桜台
今回の案件は在来工法のお風呂をユニットバスに交換したいとの御依頼。
後日アポイントを取って現地調査に伺います。 実際に伺うと既存の浴室廻りの土台等がむき出しの状態で想像以上に腐食の進行が多々ありました。 さらに玄関を開けるとすぐに浴室という間取りの為、突然の来客時に困ることがあるとの事でした。
ヒアリングの際に一部屋使っていない納戸があるのでそこを浴室にしたらどうかという話に・・・
施工前
それがこの納戸(施工前)です。中には洗濯機があり、他は物置状態です。使ってない物があちらこちらにあります。
洗濯機があるので「給排水・電気」が既設を使えます。うまく切り回しをすれば浴室を作るにはもってこいです。
4.5帖あるので洗面所・脱衣室を併設してのプランの御提案となりました。
今回のプランは部屋がガラッと変わり、一般の方にはわかりにくい内容となるので簡単な図面を作成して施主様にイメージしていただきます。平面図と内観パースを作成しました。
左の図面が現状。 右の図面が施工後となります。
左上に浴室・右に洗面台 図面左下にある観音開きの収納は活かして 洗濯機の場所を浴室に隣接させます。
現状の内観イメージパースです。
限られたソフトでの作成なのであくまでも イメージです・・・
完成後の内観イメージパースです。
窓は片側が開くように壁を作ります。
ユニットバス工事の際は、実際にショールームに行くと色のバリエーションや設備内容等が体感もできるのでお勧めです。(浴層の形・シャワーヘッドも色々あります)今回は柏のTOTOショールームに施主様と伺って、浴室プラン・洗面台プランを確定して着工となりました。
施工中
棚や椅子、本などを出して着工準備を整えます。
洗濯ができなくなると困るので屋外に洗濯機も移動します。
下部収納・床板の解体を行います。
床材を剥がして大引き(床組を支える木材)の高さ調整を行います。
天井等の配線も移動します。
新規床組とあわせて給排水の切り回しも行います。
給排水工事が終わったらユニットバス組立の土台となる土間コンクリートの打設となります。メッシュ鉄筋も入れてしっかり打込みます。
コンクリート養生を数日とってからユニットバスの組立となります。床がバリアフリーとなるようにドア枠の高さを調整します。
ユニットバスにドア枠を取付後、下地材の継目にパテ処理を施し平らにしたらクロス工事となります。
床にはクッションフロアーを貼ります。
クロス工事の前に廻縁(見切縁)や窓枠等を塗装しておきます。
施工後
完成後
イメージパース通りに仕上がりました!
ユニットバス:TOTO サザナ1616タイプ
洗面台: TOTO Vシリーズ750タイプ
ユニットバス内観
1616タイプなので広々してます!
浴槽はショールームで体感したクレイドル浴槽。
正面パネルは御主人一押しストリッシュブルー。
某ブランドのポール・〇ミスみたいです!
殺伐としていた納戸が・・・
なんということでしょう♪
ガラっと水廻りのまとまった素敵な空間に生まれ変わりました。
通常は浴室から浴室が一般的ですが、今回のように部屋の使用用途を変える工事を行うことも可能です。
まずはご相談いただければ良いご提案が出来ると思うので、お気軽にお問い合わせください。