タイル張りの在来工法の浴室からTOTOユニットバス・サザナへ改装:野田市尾崎
今回は浴室工事を行いましたのでアップしていきます。
タイル張りの浴室(在来浴室)からユニットバスへの交換工事です。
在来浴室は防水性能があまりよくないので築年数と並行してタイル目地の劣化、ひび割れ等が起きてきます。これを放置しておくとそこから水が入り込んで下地の木材が腐食してしまいます。
施工前
施工前:浴室内部の全体
縦長の浴室です。施主様曰く、「洗い場が無駄に広くて寒いのよ!」との事。
施工前:浴室上部
天井にカビが発生してます。
施工前:浴室入口下
水切りはグラグラ、タイルも割れているので内部に水が廻っていると思われます。
施工前:浴室入口(洗面所側)
クロスは張り替えたばかり。下枠が斜めになっていてバリアフリーになっています。
既存が縦長の浴室でしたが小さくて構わないとのことでしたので、短手を基準に標準寸法1216(0.75坪サイズ)のユニットバスでのご提案となりました。
サイズ・仕様・色の打ち合わせを行い着工となります。
施工中
施工中(1) 解体作業
発生するガラは土のう袋に50枚にもなります。
施工中(2) 木部修繕
やはり入口下は腐食していたので交換。
施工中(3) 木部修繕
土台の腐食がある所を修繕します。
施工中(4) シロアリ防蟻
ユニットバスを組み上げると今後、内部は入れなくなるので防蟻作業を行います。
施工中(5) シロアリ防蟻
土台に穴を開けて薬品を隅々まで散布します。
施工中(6) 防蟻土壌処理
木部同様、床下の土にも薬品を散布します。
施工中(7) ユニットバス組立
室内で作業が出来ないので玄関前をお借りして準備します。その際、外壁などを傷つけないように養生もしっかりおこないます。
施工中(8) ユニットバス組立
今回既設の窓は使用しないのですが冷気が伝わってこないように発泡スチロールの断熱材をはめ込みました。外部に面する壁面にはグラスウールも入れます。
施工後
縦長で無駄に広かった浴室・・・
ギュギュっとコンパクトにまとめてリフレッシュ!
洗面所側の施工前
新規ドアの必要寸法で開口、ドア取付を行ってからドア枠の廻りにケーシング枠を取付て完成となります。こうすることによってクロスの張替が必要ないので費用が抑えられます。
今回施工したユニットバスはTOTOのサザナです。
一番の魅力は床材の「ほっカラリ床」ですね。床の内側に断熱クッション層があるためやわらかく「ほっ」とします。在来浴室の場合は冷たいタイルなので、ほっカラリ床の床の暖かさは皆様感動して頂けますし、濡れていた床も翌朝には「カラ」っと乾いているので靴下でも入れます。
今回は浴室と併せて給湯器の交換工事もさせていただきました。