屋根葺き替えと外壁多彩色塗装完了しました:千葉県白井市西白井
今回の案件は、ネットからのお問合せで、屋根葺き替え(カバー工法)と外壁 多彩色仕上げのご依頼を頂きました。葺き替え前の瓦は、コロニアルタイプでしたが、リコールがかかっている商品の為、カバー工法をご選択なさいました。
(施工前)
施工前は、1Fタイル調のサイディング、2Fとのツートン仕様でした。
(施工後)
1Fと2Fのツートンは変わりませんが、1Fの仕上げを多彩色(アステックペイント グラナートSP)で仕上げました。2Fは、おなじみのアステックペイント EC-5000PCMです。
(屋根 施工前)
一般的なコロニアルタイプの屋根瓦ですが、この瓦にリコールがかかっています。パミールという商品で、割れやすく、建てたハウスメーカーさんには、瓦メーカーから連絡が入っているようです。今回もハウスメーカーからの情報で、リフォームを決意されたようです。
(屋根 施工後)
カバー工法により、屋根もリフレッシュしました。普通のガルバリウム鋼板の屋根材ではなく、瓦表面に天然石を吹き付けてある オベロン をご選択なさいました。普通の平板と違い、味わいがありますね。
(屋根施工①)
先ず、棟板金の撤去、中にある貫板も取り外します。その後、屋根瓦表面にルーフィングを張っていきます。
(貫板)
棟板金は、釘止めされています。棟の中に貫板があり、ここに釘止めされています。今回は、貫板もきれいでした。中には、水が回ってしまい、腐食しているものもかなりあるんですよ。当然大風で、めくれあがったり、飛んでしまいます。
(屋根施工②)
ルーフィングの後は、屋根材を専用ビスで固定していきます。軒先(スターター)から棟へと板の先端を引っ掛けながら施工していきます。
(屋根施工③)
屋根全面に葺き終わったら、棟の取り付けです。このオベロンは、木の貫板を使わず、金属の貫板を使用するので、腐食することはありません。また、釘止めでもないので、棟板金の釘頭が出てしまうこともありません。
(大屋根 完了)
棟を取り付けて完成です。単色で無いので、味わいのある仕上がりです。一般的なガルバリウム鋼板の屋根材では、微妙な色合いが出せず、のっぺりした単色になってしまいます。お好みにもよりますが・・・。
(下屋根 完了)
下屋根も完了しました。
(多彩色塗装 目地抜き、シーラー)
多彩色仕上げの工程は、シーラーまでは、通常の塗装工程と一緒です。目地コーキングを打替え、シーラー塗布です。
(多彩色仕上げ 中塗り)
中塗りでは、多彩色仕上げのベースになる色を塗装していきます。今回は、防カビ仕様でもあるので、中塗り材に防カビ剤を添加しました。
防カビ剤:アステック プラスS (添加剤)アステック グラナートSP ミドルコート
(多彩色塗装 仕上がり)
グラナートSP 色:グラニュライトの仕上がりです。自然石の様な柄の仕上がりで、高級感が出ますね。
(2F 目地打替え、シーラー)
2Fも目地を打替え、シーラーを塗布します。
(2F 施工後)
2Fは、おなじみのEC-500PCMプラスS(防カビ仕様)です。シーラー後EC-5000PCMを中塗り、上塗りで仕上げます。超弾性塗料で、防水効果抜群です。
※EC-5000PCMプラスS 色:オパールグリーン
(完了写真)
1F アステックペイント グラナートSPプラスS(防カビ仕様)、2F アステックペイント EC-5000PCMプラスS(防カビ仕様)屋根葺き替え(カバー工法) オベロン(天然石吹き金属瓦)の外装工事でした。コロニアルタイプの屋根瓦は、経年劣化で割れやすくなったり、もともと質が悪く、リコールが掛かっていることもあるので、定期的のメンテナンスを怠ると、大きな損失につながります。生涯で一番大きなお買い物であるご自宅のメンテナンスをこまめに行うことをお勧めします。