アステックペイント5000PCMでの外壁塗装工事:葛飾区東金町
「せっかく足場を組むなら、耐候年数の長い商材で外壁を塗装したい」という方も多いです。
今回は、アステックペイントの最高グレードに位置するEC-5000PCMという塗料での外壁塗装工事をアップしていきたいと思います。
このEC-5000PCMがフッ素塗料をも上回る耐用年数を誇る理由は、主な成分が伸縮性の高いピュアアクリル樹脂(飛行機の窓などにも使われる)だけでなく、ポリカーボネート(有機ガラス)が配合されているからなんです。
ポリカーボネートはアーケードの屋根や戦闘機のコックピットなんかにも使われる、非常に物理的耐性に優れた素材です。この成分が含まれることで熱や水分、温度の変化にも強くなり、フッ素樹脂塗料以上の耐候年数となるわけです。
施工前の全体写真です。築年数は16年で一見なんともないように見えますが・・・
コーキングのひび割れがかなり見受けられました。
外壁の壁面も、塗膜が劣化して色あせてしまっていました。チョーキング現象という、劣化した塗料が粉となって表面に浮き出る症状です。この症状が出てくると、塗膜の防水効果が失われてしまっているとも言えます。
築年数が経過していくにつれ、こういったクラック(ヒビ)も出てきてしまいますね。特に窓枠の周りは、クラックが入りやすいところでもあります。この写真は2F東面の出窓の上です。
まずは割れてしまっていたコーキングを撤去して、打替えていきます。
ベランダ周りの細かい所も同様に打替えていきます。
上の写真、2F東面のクラックも、同時にコーキングで埋めていきます。
今回アステックペイントのEC-5000PCMをお勧めしたのは、同じようなクラックが4箇所ほどあったためでもあります。
EC-5000PCMをお勧めした理由は、他にも耐候年数が長いだけではなく、塗膜の高い伸縮率でひび割れを保護し、防水効果も高めてくれるスグレモノという事があったためでもあります。
同時並行で屋根の下塗りも入れていきます。外壁同様、屋根もアステックペイントの無機ハイブリットコートJY-IRという遮熱塗料を選ばれました。EC-5000PCM同様、耐候年数15年超の高機能塗料です。
中塗り→付帯物(破風板、樋など)と塗装の工程を進めていきます。
施工期間中は台風が度々上陸し、作業が中々進まずに施主様にご迷惑をおかけしました・・・
こちらは外壁の上塗り後です。今回はアステックペイントEC-5000PCMのカラーボンドベイジュという色での施工でした。
コーキングは全て打替えてからの塗装でした。費用は増してしまいますが、せっかく足場を架けての工事になるので、弊社ではコーキングは全て打替えでのご提案をしています。
屋根の上塗り後です。無機ハイブリットコートJY-IRのスチールグレーという色で塗装をしていきました。
色あせていた外壁も、綺麗になりました。
一言で「塗料」と言っても、様々な種類の塗料があります。それぞれの塗料がそれぞれに特色を持っています。アステックペイントをはじめ、弊社では様々な塗料を取り扱っております。
ご予算や外壁の現状、先々のプランにあった塗料のご提案をさせていただきますので、外壁・屋根の塗装をお考えの際は、ぜひ弊社までご連絡ください!