サイディングボードが剥がれた場合の塗装工事前のパテ補修

「サイディングボードの表面がポロポロと落ちてきた」「サイディングボードがはがれてきた」などの症状にあった方はいますでしょうか？
今回はそのような症状がでた場合の塗装の下地処理の一つであるパテ処理についてご紹介いたします。

かなり傷んでしまっている箇所の補修例です。
ここから劇的な変化が……

続いて、このままパテをしてもボロボロと下地ごと剥がれてしまうのでカチオン系シーラー（下地に吸い込ませて固める成分）を塗布しガチガチにします。

続いて、パテをもって塗り込みます。
乾いたパテを削っていくので少し盛るのが綺麗になるコツです。

パテ形成後の写真です。
色付けさえすれば、新品時とほぼ変わらない状態です！

いかがですか？今回ご紹介したのは下地処理の一つである「パテ処理」ですが、実際、外壁塗装と聞いたらただ塗るだけと思われがちです。でも、実際はこのような細かい作業もみています。今回ご紹介したのはあくまで下地補修の一例です。実際、「塗装をして雨漏りがとまった！」という声も耳にしたことがありますが、本当の所は塗装には関係なく経験のある職人さん、僕らのような監督が一緒に細かく点検し、下地処理等（コーキング補修も含む）がしっかりやった結果止まったという場合がほとんどです。昨今、ネットの普及により塗装業界も値段のたたき合いのような風潮がありますが、塗装を検討される際はこのような細かい部分も目を通してみてはいかがでしょうか？大切な我が家を保護するために必要な工事です。安かろう悪かろうの工事にならないよう、そして後悔しない工事にならないよう塗装の際は下地処理に注目して選ばるのが賢明だと思います。　

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