千葉市稲毛区稲毛町A様邸外壁塗装工事
去年、外壁塗装をご提案させていただいた千葉市の稲毛町のA様邸にて、外壁塗装工事を行ったのでご紹介致します。
施工前の状態です。築12年前後のお宅で、遠くから全体を見ると色あせは目立ちますが、パッと見そこまで傷んでいないように感じます。
よく見ると出隅の部分の表面が浮いているように見えます…実際、このような状態の場合、良心的ではない業者さんの場合、「剥がすよりも、固めて塗ってしまえばいいですよ!」と言いがちですが、しっかりケレンし、プライマーにて仕上げると…
少ししか削ってないじゃないか!!と言われそうですが、この少しの手間が2年後、3年後の仕上がりに影響します。
その後、削った部分をパテにて補てんしてあげます…
パテした後にケレンした状態です。これを塗装で仕上げますと…
しっかり塗装がのり、かつ、パテをしたとは言われない限り気づかないと思います。他の箇所も同時に行いましたが、このようなお客様は気づかないであろう作業が一番大事な事だと思います。
塗装後の状態です。ほとんど変わっていない…と思われそうですが、施主様から現状に近い色での塗装という事をご希望があったので施主様はご満足していただきました。尚、今回使用した塗料は、外壁が弾性クリーンマイルドシリコン、屋根がスーパーシャネツSIを使用しました。さすがのエスケー化研さん!抜群の仕上がりと安定感です!
今回、外壁塗装時に行う下地処理の一例をご紹介しましたが、外壁塗装や工事の際、明らかにダメな部分の補修のみに気を取られがちですが、よく見ないとわからない傷み等年月が経てば家のあちらこちらに色々な症状が発生している場合が多いです。塗ってしまえばわかりませんが、それでは家は長持ちしません…お客様に数年後に「あの営業は調子の良い事ばかりいって、実際は全然塗装が持たずに剥がれてしまった…」なんて事にならないよう日々全力で監督してまいります!