市川市国分:築33年・2回目のモルタル外壁塗装工事
市川市国分に去年の7月より継続的にお付き合い頂いておりますお客様の案件です。
サイディングボードの現場がずっと続いていましたが、今回の現場は築33年モルタルの外壁塗装です。
前回の外壁塗装より十数年が経過していましたので、壁、屋根共にかなりの傷みが見られました。
今回は外壁塗装の工程や塗装、補修などを掲載していきたいと思います。
施工前の全体写真です。
下屋根を見ると、藻やコケがびっしり。雪止め金具が付いていないことで玄関上の軒樋に落雪し、軒樋が曲がってしまっています。
クラック(ヒビ割れ)補修前です。
かなり立派なクラックが入ってしまっていますので・・・
クラック補修いたしました。
パテを2回あててクラックの中にパテを押し込み、クラックをなくしていきます。
2015〜2016年の冬は雪害がありませんが、3年前の雪害は深刻でしたね。
雪止め金具の取付工事が各地で頻発し、雪止め金具が世の中から消えるほどに、問屋さんの在庫が枯渇してしまう事態にもなりました。
玄関上の軒樋を壊した雪害をできるだけ防ぐ為、雪止め金具を取り付けていきます。
完全に落雪を防ぐわけではありませんが、雪止め金具がある、ないでは大きな違いがあります。
<雪止め金具とは>
屋根に降り積もった雪がそのまま下に落ちると、軒先に置いてある物や人が通った時に被害が起きる場合があります。通常だと雨樋にその雪が乗りますので、重さに耐えかねて樋がゆがんでしまったり、折れて壊れたりもします。
ですので、そのまま雪が全部下に落ちないように、ある程度は屋根の上に留めておくために「雪止め金具」という物があります。
足場架設→養生シート→高圧洗浄→開口部養生の流れを経て、外壁の下塗りに移っていきます。
今回はモルタルの外壁なので、塗膜の厚みをつける下塗り材、ソフトサーフSGを使用していきます。
こちらも洗浄後は下塗り致します。
大屋根が2段に分かれていて、上の段は中塗りの段階です。
現在白くなっている下の段も、この後に中塗りに移っていきます。
今回は快適サーモWSiという遮熱塗料で施工していきます。
波板の加工中です。
2Fのベランダに波板の屋根が付いていましたが・・・3尺(約90cm)では足らず、4尺(約120cm)では長い。
ということで、急きょ足場の上で加工していきます。黄色いテープの下を、波板専用のはさみでカットしていきます。
屋根塗装も仕上がり、波板も加工終了。
新しい波板はとても気持ちがいいですね。
この後、波板を抑えるためのプラフックを取り付けていきます。
上塗り終了後は、雨戸や戸袋を塗装していきます。
外塀も塗装していきます。白くなっているところは下塗りです。
外塀は家の顔と言っても過言ではないので、しっかりと塗装していきます。外塀も3回塗装です。
ボロボロになっている網戸も・・・
しっかりと張り替えていきます。
「明るすぎる色は避けたい」というご希望に沿い、グレー系で仕上げていきました。
一口に外壁塗装工事と言っても、波板や網戸、いろいろな附帯物があります。
ただ塗っておしまいではありません。
屋根に関しても、雨樋や雪止め金具など付随する物はいろいろあります。
工事をするときに附帯物も併せて交換しておくのも、全体的な費用を下げるコツです。
外壁塗装・屋根工事をお考えの方、ぜひご相談ください。細部までご相談にお応えします!