外壁の塗り替えで迷われた場合には?(カラーシュミレーション編)
大切なマイホームを長持ちさせるために必ず必要なメンテナンスが外壁・屋根の塗り替えになります。
この時に、2つに分かれます。
何がかといいますと、外壁・屋根の色を変えない方、変えていく方になります。
変えない方は当然色をどうしようとかは迷いません。
変えたいという方も、迷わない人もありますが迷う人はかなり迷います。
その場合に、すすめさせていただいているのがカラーシュミレーションです。
こちらが実際にカラーシュミレーションを希望された施主様の参考事例となります。
元々がサイディングの2色仕様のデザインです。こちらの面から見るとベランダ所のみ、色を変えたデザインのように見えます。実際には、色だけでなく色味の違う部分はサイディングの柄も異なっています。
別のアングルからになります。
こちらから見ると感じがだいぶ変わりまして、デザイン自体の色の分け方が横ではなくて、縦分けのものだということがわかります。
今回、塗り替えをするにあたってまずイメージしているのが、①上下のツートン施工。②色を変えていく。(新築時の外壁のデザインを決定する際には時間が取れず、今の色やデザインのバランスに対しては建てたときから気に入ってなかったそうです。)
上記のようなこともありまして、仕上がりのデザインも全く変わる。 色も変えたいし、こだわりたいし、今回は絶対妥協、失敗したくない。 当然私たちとしても、失敗してほしくないし、喜んでもらいたいですので色の決定にはしっかりと時間をかけさせていただき、パターンも何種類も作成してみました。
実際のカラーシュミレーションの作業ですが、このように色の変えたい箇所を細かく分けとって変えていきます。 (この家の場合、屋根・外壁・樋・破風板・換気フード・シャッターボックスなど)
写真は2階の壁の色を変えたところです。
2階 ベージュ系
1階 濃グリーン
2階 ホワイト系
1階 グリーン
2階 薄ベージュ系
1階 グレー系
2階 ホワイト系
1階 ブルーグレー
上にあげたのは最後に残った4パターンなのですが、これに絞られる前は暖色系(赤やオレンジ、茶色などの温かみのある色味)の組み合わせでのものや、一色塗りでのパターン、上に挙がったものでも2階の壁色をそれぞれに組み合わせるだけでも相当なパターンになりました。 更にここから樋や屋根に色が加わります。この時あまりたくさんの種類の色を使うとガチャガチャしてまとまらない印象になります。皆さん頭ではわかっているのですが、実際に見たほうがわかりやすいです。
ちなみに今回はここまで細かく設定してカラーシュミレーションを作りましたが、色の好みで2対2でグリーン派とグレー派に意見が割れたそうです。
屋根 アステック カーボングレー 外壁2階 アステック サンダルウッド 外壁1階 アステック ニンバス
色の配色も含めまして仕上がりには満足頂きました。 細かい箇所の塗装(樋・雨戸など)は統一して、全体にまとまった落ち着いた印象になるようにしています。 施工前、施工後を見比べていただいても色の分け方自体が全然違いますので、何か一つ狂っただけでも大きく仕上がの印象は変わったかと思います。
外壁の塗装は費用もかかりますし、今の材料の性能を考えますと一度塗り替えをするとなるとどんなに早くても10年は塗装をすることはないですから、失敗の無いようしたいものですね。 そのサポート方法として私たちはカラーシュミレーションという提案をしています。 塗り替えで迷ったら、是非ご相談ください。
→オリエンタルホームサービスの外壁塗装