超低汚染塗料と意匠性塗料での外壁塗装：習志野市袖ケ浦【130万円】

リシン壁はザラザラ・ツブツブの仕上げ材なので汚れが付きやすい基材の一つです。

今回は外壁用クリーナーを噴霧・塗布して汚れを浮きだたせてから洗浄しました。

全体に噴霧していきます。
外壁用クリーナーの特徴の一つは植物にも優しい所です。養生も必要なくそのまま流せます。

塗装前にポスト廻り、換気廻り、アルミの取り合い部等のシーリング処理を行います。

外壁（リシン壁）の下塗材、エピテックフィラーAEを塗布してから上塗材の超低汚染リファイン1000SI-IRを塗布します。

乾きを確認してからもう1回塗ります。
これで3回塗装となります。

外壁（櫛引壁）の下塗材、水性ミラクシーラーエコを塗布してから上塗材のアートフレッシュを塗布します。

乾きを確認してからもう1回塗ります。
こればっかりは好みですが、この櫛引壁をツヤ有り塗料で仕上げると風合いが無くなるので、私個人としてはアートフレッシュをお勧めしています。

現調時にわかっていましたが、このカラーベストの屋根は割れやすいシリーズの商材です。
洗浄すると汚れで隠れていたヒビ割れも見えてきます。

洗浄後、割れている部分にプライマーを塗布します。

ヒビ割れをコーキング処理します。厚めに。うすいと割れちゃいますから。
やはりそこそこの量がありました。

厚膜のつくベスコロフィラーで下塗りをしてタスペーサー（縁切り部材）を設置します。
上塗材は高耐候遮熱屋根塗料のスーパーシャネツサーモSiを2回塗布します。

ベランダ防水面ですが、築11年で謎のトップコート剥離現象が発生しています・・・
何故なのかは不明ですが洗浄で飛ばすだけ飛ばした後、浮いたトップコートをケレン・研磨します。

次にプライマーを塗布しますが、今回は表面が荒れている為、カチオンを塗布して下地を均一化、下地調整をします。

下地調整後、FRP防水を1PLYで施工します。
トップコートのみと1PLY（防水層を新たに乗せる施工）がありますが、お勧めはもちろん1PLYとなります。

基本的にエアコン室外機は浮かせての施工となります。

塗装完了後に事前に外しておいたベランダのポリカーボネート屋根をで洗って戻します。

今回は竿掛けの取付も承ったので、部材を取り寄せて準備します。
色々な部材がゴチャゴチャ入ってます。
アルミ本体への穴あけ加工も必要となりますので、一般の方では取付は難しいかもしれません。